平成弘道館の略歴
■意義・役割・・・新教育システムの構築
■形態・・・生涯学習施設
■意義・役割
○芸術学習・芸術家養成・芸術施設の補完機能
○国際的リーダーの育成機能
○地域メディア機能を併せ持つ情報発信基地
○理念共有型のネットワーク
■形態・・・上記の機能を有した総合的学習施設
■意義・役割
○次代の人材に対する明確な理念とそれを可能にする教育のソフトの充実
○未来に対する責任と使命感を持つ教育者のネットワークの構築の実現
■形態・・・シンポジウム・セミナー等
■意義・役割
○多様性を認め合いながら新しい価値を創造できるバランスのとれた人材育成
■形態・・・セミナー・連続講座等
■意義・役割
○人の道を求めて実践し弘めるための学校
■形態・・・水戸JCが主催する全ての事業
平成弘道館の歴史とその役割
平成弘道館の言葉の由来は、1988年に提言された「ニュー弘道館構想」にさかのぼります。
当時は生涯学習施設的な位置づけでしたが、時代と共にその概念を進化させ、芸術学習・芸術家養成・芸術施設の補完機能や国際的リーダーの育成機能、地域メディア機能を併せ持つ情報発信基地等々その意味付けを変化させながら、1996年旧県庁跡地へ複合文化施設の設立として提言されました。
その後1998年にまとめられた「水戸未来ビジョン」において弘道館の概念は、理念共有型のネットワークつまりNPOの支援センターとシンクタンク的機能を持つものとして形を発展させました。
そして2002年の水戸JC設立50周年事業において、次代の人材に対する明確な理念とそれを可能にする教育のソフトの充実、未来に対する責任と使命感を持つ教育者のネットワークの構築の実現という理念としてまとめられ、「カフェイン・水戸」にて表現されました。
2004年には、第53回全国会員大会水戸大会における記念事業において、多様性を認め合いながら新しい価値を創造できるバランスのとれた人材育成という方向性の下、数回に渡るセミナー形式の事業が展開されることとなりました。
そして2005年に発信された「水戸未来ビジョン」では、弘道の本来の意味をもう一度見つめ直し、人の道を求めて実践し弘めるための学校と位置づけ、その後現在に至るまでセミナー形式に留まらず様々な手法を用いながら多岐に渡る事業として展開してまいりました。
水戸JCによる全ての運動と行動は、次代の人材を育成し明るい豊かな地域社会を実現するだけに留まりません。かつて幕末、水戸の弘道館には全国から有志が集まり、水戸の地で学び、また各地へ戻り維新の原動力となりました。
この混沌とする現代社会において、新しい地域社会のあり方が同時に日本の新しいあり方、世界の新しいあり方となることこそが現在の水戸JCが目指す未来であり、その未来に繋がる全ての事業を我々は「平成弘道館」と位置づけております。